こんなレースをつくった人は、
もうきっとうつくしい天国へ行っているんでしょうね

そうね、きっと天国へ行っているとおもうわ。
こうしてレースをひろげて見ていると、
これもやはり浄らかな幸福にちがいないという気持ちがするのだから

R.M.リルケ、『マルテの手記』(大山定一訳)

リルケとレース



レースの博物館

国立レースセンター(ブリュージュ、ベルギー)

シャンティイレース博物館(ゲラールベルゲン、ベルギー)

王立美術歴史博物館(ブリュッセル)

プランタン・モレトゥス博物館(アントヴェルペン、ベルギー)

テキスタイル博物館(ザンクト・ガレン、スイス)



History of Lace

 偶然手に入れた古書、A History of Hand-made Lace 1)(London, 1900年刊)はとても充実した内容です。同書の "A Dictionary of Lace" は今日でも通用する内容だと思います。古い本なので版権の問題もなく、辞典の部分を翻訳紹介していこうという企画、少しずつ進めていきたいと思っています。
 この本の持ち主は余程のレース好きだったらしく、もともと限定豪華版だった本を装幀し直して更に豪華本に仕立てた上、12種類のレース見本を添付しています。そのためハイシーズンにブリュッセルを往復出来るほどの価格でしたが迷わず買ってしまいました。



レースの観察

レースの種類を見分けるポイントはグランドです。アンティークレースのグランドを見てみました。

ポアン・ガーズ    アランソンレース



レース関係の資料

主にレースの歴史関係の資料が多いです。稀覯書から最新刊まで。

資料リスト



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