Johannes Vermeer
デルフト市内で録音されたディスク
タイトル無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
演奏寺神戸亮
録音場所、年代Oud Katholik Kerk, Delft, 31. Oct. - 5. Nov. 1999.
CD No.DENON COCQ-83387-88 (2CD)
 バロック・ヴァイオリンを使用したソナタとパルティータ全曲(BWV1001-1006)。寺神戸亮のヴァイオリンは以前クイケン・アンサンブルに加わった『音楽の捧げ物』の演奏で聴くことが出来た。デルフト旧カトリック教会では『ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ』も録音している。

タイトルOrlando di Lasso Villanelle, moresche e altre canzoni
演奏Concerto Italiano, Rinaldo Alessandrini
録音場所、年代Oud Katholik Kerk, Delft, Sep. 1994.
CD No.Opus 111 OPS 30-94
 オルランド・ディ・ラッスス(ラッソ)が1581年に刊行した世俗歌曲集『ヴィラネッラとモレスカ』から収録されている。ラッススというとイタリアかミュンヘンで録音されることが多いのでデルフトのこの教会での録音は珍しい。16世紀であれば絶対聖堂で演奏することが出来ないような内容の歌曲である。

タイトルCarillon delft
演奏Henk Groeneweg, Marianna Marras, Loek Boogert
録音場所、年代Nieuwe Kerk, Delft, Oct/Nov. 1995.
CD No.Stemra TS 95 011/96
 『デルフトの眺望』でもひときわ目立つ塔を持つ新教会のカリヨンによる演奏でデルフト市制750周年を記念して発売された。新教会はプロテスタント派の教会で、フェルメールもこの教会で洗礼を受けた。現在カリヨンとしてはヨーロッパでも最大級の48個の鐘があり、そのうち18個はフェルメール存命時の鐘である。作品は17世紀当時のカリヨン音楽や現代のカリヨン奏者による作品が収録されている。

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